腰痛で来られたM様より、頂きました手作りの

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「鬼揚子(ようず)」です。

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完成までの道のりは25時間!
私のために真心プレゼントありがとうございます^^
お正月には、凧揚げするのでご一緒しましょう!!
 

鬼ようずのご紹介

山口県萩市沖にある「見島」という島=「日本最古の牛、見島牛も有名です」
 
写真でご案内した鬼の形相をした凧は山口県のブランド
「伝統的工芸品」として登録されています。
 
「鬼ようず」を観察してみると、

  1.     白地に黒い目
  2.     吊り上る太眉
  3.     長くてでかい鼻
  4.     顔の3分の1を占める大きい口
  5.     下部の「ヘコ」は赤と白の尾が特徴です。紅白
  6.     しかも左右対称に彩られていますね。すごい^^ 

始まりは平安時代から、この地で長男が生まれた家では成長を
祈願してお正月には「鬼ようず」を揚げる風習があります。
 
天高く揚がれば縁起がよく、その子は元気に育つという云われもあり、
その後は男の子の部屋の天井に吊り下げられます。
毎日、寝るときに天井の鬼を見ることで強さが育ちます。
反対に鬼さんは、男の子の見守り役となるのです。
更には「鬼の目にも泪」という言葉を覚えた暁には、
強さと情け深さも兼ね備えた大人へと成長していくそうです。
 
見島では紙ではなく布を使って色を塗っているという話もありました。
M様の作品は、丈夫な和紙を使用しております。
竹も破竹をわざわざ取りに行かれたそうですが・・・
「腰」大丈夫でしたか?
 
是非、お正月には童心に戻って凧揚げです。
 
楽しみは2ヶ月先ですが、2015年度も引き続き
健康に舞うことができますように天高く揚げて見せますね!!