四十肩・五十肩

あなたのその肩の痛み、放っておくのは危険です!

肩こり女性③.jpg 私たちの肩は、とても広い範囲で動かすことができていたのにも関わらず、
ある時期(40・50歳代)にはいり、思わぬときに肩を上げることが困難になってきます。

 

肩関節周辺に起こる炎症のことを「四十肩」「五十肩」といいます。

四十肩・五十肩の症状

  • 「肩を挙げる途中で鋭い痛みを感じるため、そこから上に挙がらない」
  • 「後ろに回す動作ができない」
  • 「肩関節周辺が、じんじんと痛む」
  • 「安静時、就寝時もズキズキと痛む」
一言に、四十肩・五十肩といっても人によって悪くなる機序は全然違います。

 

四十肩の原因

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医学的にも「コレだ!という」はっきりとした原因は不明です。

ただ、四十肩・五十肩になりやすい人には特徴があります。

 

「頭が身体より前に出る姿勢」

この姿勢を多用することで猫背が身につきますから、両手を天井に向けて挙げにくいクセがつきます。
バンザイしたときに、肘が伸びにくいと要注意です。

 

「肩が巻き肩でデスクワークなどをしている」

肘を浮かせてキーボードを打つ、マウス操作を長時間することで、肩と上腕骨を接続している筋肉には常に「持続的収縮」が起こり筋肉内の血行が悪くなります。
 

「若い頃に使いすぎて痛めた経験があると、40,50歳頃から肩関節周辺に炎症が起きる」

加齢とともに弱くなってきた頃、昔に痛めた古傷が四十肩、五十肩として現れる可能性はあります。
 

他にも、

あなたの毎日が姿勢を崩す生活が多いならば、すでに首や肩の筋肉は硬く緊張します。
当然、鎖骨や肩甲骨の動きも悪くなりますから、通り道でもある神経と血管にも断続的に圧迫は受けていることでしょう。

その蓄積したものが40,50歳代頃に肩関節の動きを著しく悪くさせるのだと思われます。

 

 

なってしまったときの対処法

肩を動かすと痛みがあるために、多くの人は恐れて肩関節を動かさない傾向にあります。

しかし関節の運動制限(安静)をとることで、余計に肩関節周辺の筋肉は衰えていくのです。回復を早めるためにも、適度な運動と運動制限(安静)を上手に組み合わせて生活することは必要だと考えます。

 
  1. ゴムチューブやタオルを使用して、肩関節を適度に動かしてみましょう。
  2. ダンベルやコドマン体操、コノリー体操、棒体操などを試すことで、自分の症状改善に合いそうなものを探すのも一つの手です。(五十肩や肩の体操で代表的な運動です)
  3. 冷やさないことです。痛みがある部分を温めて保温しましょう。
  4. 整形外科的な治療で効果がなかった場合は、東洋医学に頼ることもありだと思います。
     

四十肩・五十肩の治る経過を教えて下さい

「急性期」 ⇒ 「慢性期(停滞期)」 ⇒ 「回復期」の過程で回復していきます。
急性期、慢性期(停滞期)、回復期の長さには、それぞれ個人差があります。

 

しんしもカイロではこのように施術をしていきます。

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肩関節の痛みが長期間続くことで、どうしても周辺の筋肉が緊張させています。
自分ではなかなか動かせていない、肩甲骨、上腕骨、鎖骨についている筋肉の緊張した部位を緩めて、同時に痛みを出さないように配慮しながら関節を動かしていきます。
もちろん、正常側の肩もかばうことで影響を受けていますから、調整していきます。
 
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施術後、自宅でできそうなもの、効果の出やすいものを厳選して指導していきます。
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今後、反対側の肩にも発症する可能性がありますので、この機会に肩に負担をかけない姿勢予防をマスターしましょう。
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回復期に入ると肩関節の運動制限をしなくても動かしやすくなってくるので、積極的に動かしていくことが重要となります。

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という流れで、
あなたのつらい肩の痛みを解消していきます。

毎日が快適に過ごしていただくために
故障しにくい身体作りをしていきましょう!!

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